このレビューはネタバレを含みます
(レビュー加筆中)まとまってないです。
3/20の試写と公開後に鑑賞。
原作、アニメが好きで、中国・香港映画が好きで、山﨑賢人くんのファンなので、かなり期待して観ました。
感想は、キャストの演技、アクション、スケールが想像以上で感動でした😭 ‼️
とくにアクションは、香港のアクションスター、ドニー・イェンの元で経験を積んできた下村さんがアクション監督なので、かなり期待していましたが、想像をはるかに超えていて大コーフン‼︎‼︎‼︎
賢人くんのアクション、ほんとうに最高😍‼️ 坂口さんのアクションも最高でした‼️
そして、王騎の大沢たかおさん、政きょうの本郷奏多くんも素晴らしかったですが、漂、えい政を演じた亮くんの演技力の凄さに底力のようなものを感じ、釘付けになりました。
ですが… 2時間14分に王座奪還までを収めないといけないからか、少し駆け足な感じがして、見せ場のシーンによっては余韻に浸る余裕もなく、すぐに次のシーンへと進んでいってしまうところもあり、少し残念でした。
また、場面転換の仕方が『スターウォーズ』の初期作品へのオマージュと聞きましたが、試写のときには、ページをめくるような場面転換のところが気になってしまいました。。
ただ公開後に観に行ったら、スライドのような転換の仕方のみに変更された?? (勘違いでしたら、すみません!)のか、思ったほど場面転換の仕方を意識しないで観れました。
そして、エンドロールで、王騎が昌文くんの首を取った手柄として、昌文くんの土地をもらった理由について語られていますが、
せっかくバシッとカッコいい終わり方で締めているのに、その後に説明台詞のシーンがあるのがとても残念でした…。説明台詞にならないように、なんとか工夫して欲しかったです。
このシーンのあとのえい政、信、テンの3人のシーンは原作でもこの3人が揃うシーンはうれしいのであってもいいと思いますが、エンドロール直前のカッコいい締め方でバシッと終わらせても十分続編につながったのではと思いました。
とはいえ、いくつか気になる点を挙げましたが、そこを差し置いても、アクションがとにかく凄い!!!のと、信と漂の絆の描き方が丁寧で感動する、とても素晴らしい映画だと思いました。
『アベンジャーズ』や『コナン』など大人気大作と公開時期がかぶっていますが、まだまだ大ヒットし続けて、続編が作られるのを楽しみにしています!
追記
”少年漫画の実写化作品”であることと、
信を演じた山﨑賢人くんの演技について。
公開前、多くの原作ファンから映画化への不安の声がありましたが、映画を観た原作ファンからは「原作の信、そのまま!」「そっくり!」と、信を演じた賢人くんの演技力を絶賛する声が続々とアップされていました。
ですが、一部の原作未読の方からは、「歴史ものなのに、話し方が「俺」「〜してんじゃねぇー!」といったいまどきの言葉で違和感を感じる」といったセリフについての感想も聞こえる中、「信のオラオラした演技が浮いて見える」といった、山﨑賢人くんの演技に対しての違和感や疑問の声がレビューやツイッターなどでちらほらと見られ、賛否両論になっています。
今作は、”原作ファン、原作未読の方、歴史ものが好きな方、アクションものが好きな方”誰でも楽しめるとうたっていますが…。
もちろん誰でも楽しめるエンターテイメント作品にはなっていますが、純粋な歴史ものでも、純粋な中国映画でもなく、原作を再現することに重きをおいた”少年漫画の実写化作品”なわけで。
賢人くんは、原作の信を丁寧に再現していて、ほんとうに素晴らしかったと思います。
今回の賢人くんの演技について賛否両論のコメントが上がっているのを見て思ったことは、単純に「原作読んだことない人もOK」と宣伝でうたうのではなく、「原作を忠実に再現しているけど、原作を読んでなくてもOK」と多少捕捉して伝えてもらえたら良かったのにと思いました。