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デュエリスト/決闘者のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)
3.5
『最後の決闘裁判』のリドリー・スコット監督長編デビュー作は "最初の決闘映画"『デュエリスト/決闘者』。ナポレオンがフランスを掌握した1800年から15年以上に渡るハーヴェイ・カイテルとキース・キャラダインの腐れ縁。「2人の男の実話」ってリドリー・スコット監督はどんだけ決闘話が好きなんだか。『ブラック・レイン』ではマイケル・ダグラスと松田優作、『ブレードランナー』ではハリソン・フォードとルトガー・ハウアーてな具合に男同士の決闘に魅了される監督なんだろうな。

映画『地獄の黙示録』の元ネタ小説『闇の奥』で有名なジョセフ・コンラッドの小説が原作だから個人的には興味をそそられる内容でした。


そしてこの映画でセットの中の鏡にガンマイクが映り込むという技術的ミスがハッキリ分かるシーンを発見。まぁ監督デビュー作だからこういう粗も仕方がないか。って思ったけどそう言えば『グラディエーター』でも闘技場で戦う馬車の後ろにガスボンベがハッキリと映ってたわ。あまり細かい事は気にしない監督なんでしょう。