デュエリスト/決闘者の作品情報・感想・評価

「デュエリスト/決闘者」に投稿された感想・評価

1800年代のナポレオン帝政時代に生きた2人の男の運命を、決闘というシーケンスを中心に描いた歴史ドラマ。ストーリーは鈍重でちょっと眠くなるが、コクのある映像美が素晴らしい。正に動く油絵。豪華な軍服も見所。ナポレオン時代の終焉を暗示するラストの余韻が胸に迫る。
2018.2.24 DVD(字幕)
yu_tsuyo

yu_tsuyoの感想・評価

4.0
美しすぎる映画。
ラストシーンの雲間から太陽が差し込む丘はまるで絵画のよう。(オーディオコメンタリーでは、あれは偶然のたまたまだったっぽいけど)
後にエイリアン、ブレードランナーにブラックレイン、グラディエーターと、ヒットを連発するのもうなずける。映画界のマエストロ的なスコット監督処女作として貴重な1本と思います。
dude

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3.7
芸術性と娯楽性がしっかり共存しているのはさすがリドリー・スコット。
何年もの間戦ってきた二人の男だが、思えば初めの決闘、あの時すでに戦いの運命は決定付けられていたのだ。
Hidenovic

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2.7
リドリースコット監督作と知ってテレビ地上波かレンタルで観た。ハーベイカイテルもキースキャラダインも好きな役者
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いくら見た目がレンブラント調でも、男同士が女そっちのけでいつまでも刀とピストルの擦り合いしているなんて、要は『ブロークバック・マウンテン』ってことだろう。
最後なんかやたら幽玄な風景の中でハーヴェイ・カイテルが感傷に浸っていたが、あれはオーガズムに達した後の虚脱状態だな。
ナポレオン政権下の時に時代が変わりゆく中で、変わらず理由はどうでもよく決闘をし続ける二人の男。
名誉とは言葉に言い表すことができない。逃げ道はない。
戦う理由はどうでもいい、ただ決闘し続ける。争いのための争い。
ハーヴェイカイテルの異常なほど決闘に拘る姿がかっけぇ。
どんな地位に上り詰めようとも信念を曲げないかっこよさ。

まあ、映像がなんか絵みたいでめちゃめちゃ綺麗。
laBamba01

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3.6
リドリー・スコット初期の映像美のエッセンスが、このメジャーデビュー作に凝縮されている。

DVD特典映像の初期監督短編作品『少年と自転車』の構図とカメラワークも素晴らしい...美術・絵画や建築方面の豊かなセンスがこの頃から映像に活かされていた事に感銘を受けた。
u

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2.0
廃墟での決闘は緊張感があって良かったが、それ以外は退屈な場面が多かった印象。
ロシアでばったりデュベールとフェローが再会する場面はギャグっぽくて面白かった。
Hawkwind

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2.5
リドリー・スコット監督の初期作品で、日本の侍と同じく名誉のため決闘に生きる面倒臭い人達の話。
ただし立会人がいるせいか、勝負がついた時点で決闘は一旦終了となるので、どちらかが死ぬまで何度もやる羽目になる。
これが日本なら負けた方は切腹するとか、勝負がついても相手を殺してしまうので一回の決闘で済むのに。
というわけで20年間近い因縁というか腐れ縁で繋がれた二人を、キース・キャラダインとハーヴェイ・カイテルが好演。無名の役者達だったら、最後まで観るのはちょっと辛い作品だった。
巨匠リドリースコットの長編デビュー作、生涯決闘に明け暮れるナポレオン軍の2人の将校を描く。現実の諍いと同様に二人の因縁のきっかけはなんてことない些細なこと。ただし、ひとたび決闘を申し込まれれば安易に拒絶できない。男が漢であるための〈名誉〉に関わるから。
決闘のスタイルも(剣→騎乗→拳銃)と時代の流れとともに移行し、時には激しく時には気だるく決闘が繰り広げられる。
そんな決闘も永遠に続くはずもなく終わりを迎えますが、ラストカットの美しさは必見です!凄い!!

ただ決闘という殺し合いの中で育まれる二人の奇妙な友情に対して、主人公らに感情移入しきる前に映画が終わってしまったあっけなさをどうしても感じてしまう(´・_・`)
それでもデビュー作にして既に完成度の高さが伺えますが(^^;

ちなみに77年の映画にして出演するハーヴェイカイテルのお顔は『スモーク』あたりと全然変わらないですね。若々しさが感じられない。そのお顔のまま生まれてきたのかってくらい彼の少年期青年期の風貌を想像できないです(笑)
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