1977年にイギリスでつくられたリドリー・スコット監督デビュー作品。1800年のフランスを舞台にナポレオン軍のデュベール中尉は軍の規律を破ったフェロー中尉に謹慎処分を伝えるべく出向くや処分を逆恨みした決闘好きのフェローはデュベールに決闘を申し込み……。
いかにもリドリー・スコット監督の偏執的な美に彩られた映画でした。じっくりと味わうことができました。男って妙に変なとこあるわな。殺したいほど憎たらしいのにその底に友情を覚えちゃったりして。また「命」をかけることにロマン感じちゃったり、ね。
この映画を見ているあいだずっとスタンリー・キューブリック監督の『バリー・リンドン』をイメージしていました。作られた年代も近いし影響を受けているんでしょうね。