前のTVシリーズは最後まで見て、シャドウサイドになって3ヶ月で切った。映画は1-2作目のみ。というわけで久々の鑑賞。
結果、つまんなかったです。
キャラクターは悪くないけど、展開が雑すぎる。
子供向け作品で100分は長いほうだと思うが、その割にキャラ描写が浅い。
シンが主人公やってた時間、妖怪と交流していた時間、どれくらいあった？
そういうわけで、ラスボスへの止めの刺し方についてもTVシリーズを経て至ったならわかるが、今回の展開で使うには説得力がなさすぎる。
せめて○○○○○がやるんなら渋々納得しますけど。
バトルシーンは力入ってたと思う。
けど、この作品に求められてるのはそこじゃないのでは。
同時期にドラゴンボール先輩がいるのも運悪かったね。
しかし「怖い」という感情を引き出すためのアニメ表現を試行錯誤している感じは良かったと思う。子供や親に受けてるかはわからないが。
こっちも鬼太郎という先輩がいるわけだが、逆にそれ以外は子供向けホラーというカテゴリ自体死に絶えつつあるので、妖怪ウォッチ独自の見せ方ができればカテゴリの延命措置にはなるのでは。
まぁそれでカネにならなけりゃ終わるんでしょうけど。
猫又は可愛かったけど、メガ進化(NGワード)すると○○○ー○○○ちゃんみたいだったね。
それにしても、今回の妖怪たちは話を進めるための道具でしかなかったのがほんと残念。
子供たちが愛着を持って「どこかに妖怪いるかな？」と探してしまうくらいの虚構を作るのが仕事なのにね。
これはエンタメ業界に巣食うマンネリ妖怪の仕業ですね。おわり
