このレビューはネタバレを含みます
原作未読。予告編の作品の雰囲気と、岡田准一主演に興味が湧いた。
凄腕の殺し屋が「1年間殺人をしない」ことを条件に普通の人として過ごすのだけど、
お世話になった女性が誘拐されたことをきっかけにヤクザの溜まり場へ乗りこむ。
キャラが濃ゆいヤクザたちが次から次へと襲ってくる。でも殺さない。気絶させるだけ。
核になる登場人物の経歴も掘り下げられて描かれてるわけじゃないのに、何となく想像できて、人となりが分かってくるのが面白かった。
クスッと笑えるシーンや、岡田准一のキレッキレのアクションがある一方で、彼らの世界のシンプルで容赦ないルールやケジメも提示されて、飽きない2時間だった。
……ただ、せっかく起用したレディー・ガガの「Born This Way」を、あの戦闘シーンで流したらもっと盛り上がったんじゃないかと思う。