このレビューはネタバレを含みます
※原作未読、TVシリーズ視聴済み
【内容面】
〇タイトル通りに紅魔族にスポットを当て、アクアやダクネスは終始補助役に徹していたこと。
〇劇場版にありがちなTVシリーズのおさらいや設定の説明が無い。
〇テンポの良いギャグ描写。
〇敵キャラの内面も描き、その最期も多少は救い?があったこと。
【映像面】
◎TVシリーズの主力スタッフが引き続き参加していることもあり作画的な魅せ場がありつつ、それ以外のシーンも作監修正が行き届いているのか劇場版の尺でも"らしさ"のあるわちゃわちゃ感を保っていたこと。
〇TVシリーズ同様、声優の演技やギャグ描写のテンションと作画が釣り合っていたこと。今どき大胆に画を崩せる作品は貴重。
初出し情報の時点ではTVシリーズから制作会社が変更となることで不安視されていた面があったものの、蓋を開けてみれば良い意味でいつも通りのこのすばでした。