いかにも80年代っぽいノリ。イルミネーションから火花散らしながらのポール下りはもったいぶらずに3度も繰り返してくれるサービス。バスに振り落とされないよう食らいついていくアクションはベルモンドっぽい。ショッピングモールで何度も前転してガラスケースを割りまくる。ある種の型のようにこのアクションが繰り返されてるからほぼスポーツ。
ジャッキー・チェンによるアクションの素晴らしさはよく分かったけど、女性陣が彼を引き立てるための存在でしかなく、ちょっと私には物足りなかった。やっぱり私が映画を観るうえで最も重視してるのは女性が魅力的に描かれているかどうかなんだなと再確認。