このレビューはネタバレを含みます
TVシリーズが良かったので期待していたが、期待通りの良さだった。
オープニング、京アニの文字を見ただけで早くも涙腺緩む。
ヴァイオレットがずっと抱えていた、そして探していた、少佐への想いがついに…
終盤のシーンでは海の作画がめちゃくちゃキレイで、物語の盛り上がりを完璧に演出していた。
ラブストーリーはあまり得意ではないけど、この2人の関係は単なる男女の恋愛とは違うと思うし、ラストは狂言回しに戻してめでたしめでたしベース(？)で詳しく描かれ過ぎなかったのが良かった。
少佐がスパダリじゃなくダメンズ寄りなのも、ヴァイオレットが"愛してる"を知れた感を裏打ちしているのかもしれない…
特典で貰ったif小説の冊子、映画観て大佐ええやん…ってなったところにこういう話読ませるんだからまったく…
結局似たもの兄弟なんだろうな。
どちらかといえばIfのほうが辛くないかもだけど、物語としては弱くなってしまうのは皮肉だね。
