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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのmmmのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

泣いた、とっても良かった。

ヴァイオレットの人生が切手やリボンの結ばれた木やあの島に生きる人にとても肯定的に残っていたのが何よりもこの話の中で良いなと思った。

少佐が生きていたという設定は正直想定外だった。
その設定であることの意味はどこにあるのか考えたけど、シンプルに救いなんだろうと思ったし、監督がこの子を幸せにしたいエゴと言われてもというようなインタビューで答えていたのを知って納得した。この劇場版こそキャラクターへの愛情なんだなと思ったし、素敵だなと思った。

見る人によっては安直と言われてしまうこともある話だけど、人が切実な想いを抱く時、心に1番響くのはシンプルな言葉ばかりだとしみじみ感じているので、そういう意味では私はアニメ全話、スペシャル、外伝全てを通して製作者の方々の素直でまっすぐな心が反映された作品だとしみじみ思った。

少佐が親心でヴァイオレットちゃんを愛してるのかと思ってたので、最後のハグで女性としてみている?ようなプロポーズのような言葉で正直びっくりはした。とはいえ、18歳と33歳ならまぁありえなくはないし…そうなることもまた不自然ではないか…と自分を説得してる間にエンドロールになった。(でも泣いた)
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