三人寄ればデントナ内野手

将軍家光の乱心 激突の三人寄ればデントナ内野手のレビュー・感想・評価

将軍家光の乱心 激突(1989年製作の映画)
3.6
あの超高速排水・超高速給湯機能のついた風呂が欲しい。
緒形拳が上からズサァと降りてくるシーンが大好き。
内容はほぼ、JACの皆さんの日頃の特訓の成果の発表の場と化してるのでアクションカタログとして楽しめるならいいが、ストーリーを追いたい人には邪魔かも。
一回目は話の筋が気になるので「早く展開してくれ!」と思ったが、2回目は「うほぉ このアクションすげえ!」と楽しめた。

京本政樹の役はもうひと深み(そんな言葉はないが)欲しかった。狂気の表現がギャーギャー騒いでるだけで勿体ない。
肝心の子役が全然かわいくなかったのが残念。高貴な人ってこんな感じなのかな。

あとはやっぱり馬がね…。
訓練されてるんだろうけど、つんのめって前にゴロゴロッと転がっていくなんて、演技じゃなく本当にそうさせられちゃったようにしか見えない。
「あーっ! お馬さんがぁぁ!」「ひー! やめてあげて~!」ってなるシーンが多く観てて辛かった。

THE ALFEEのファンでもなんでもないのに、この映画を観た後は2、3日「ラナウェーィ! 駆け抜けろォ!」と無意識に歌っちゃうから刷り込み効果すごい。