まめた

ドクター・スリープのまめたのネタバレレビュー・内容・結末

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

シャイニングの40年後、45歳のダニーが主人公の話。終盤に生霊を死霊に退治させる為に展望ホテルに戻る展開だけはとてもよかったと思う。前作の幽霊やお父さんの幽霊がホテルにとりついたままで怖かった。

ダニーと少女はもう少し早い段階(序盤30分位)で出会って同じ能力を持つもの同士の絆を構築してほしかったな。
頭の中に侵入する能力とか、物体を動かすとか、精神を分離して別の場所に存在できるとか超能力がぶっ飛んだ設定になってしまっていてホラーというよりファンタジーのようだった。昔の記憶が読める、心で会話できる程度の能力でよかったかも。超能力が高すぎて生霊の居場所がすぐに分かって生霊仲間があっさり殺されたり中盤は怒涛の展開でおかしいとさえ思った。生霊の描き方も全然怖くなかったな。幽霊は自分が死んでいると気が付いていないから怖いのであって自分自身が幽霊と自覚していたら怖くない。ダンは死ななくても良かったし、ダンの友だちも少女の父親も死んでほしくなかった。人が無駄に死にすぎではないか。何か好きじゃない。
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