アノ

ある女の愛のアノのレビュー・感想・評価

ある女の愛(1953年製作の映画)
4.0
男女の近寄り離れていく呼吸をカッティングで表現し切るマキノ級の演出、堂々たる傑作。
あらゆるシーンが力強い。葬儀や灯台での手術などの決めるべきイベントに限らない。スープをごちそうになるために入った家の、テーブルと食器が並ぶショットに感じ入る。

マッシモ・ジロッティが椅子を顔面に投げつけられてぶっ倒れるくだりが演技とは思えない。
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