空

僕はイエス様が嫌いの空のレビュー・感想・評価

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
2.7
う〜んまず第一に思ったのが脚本が甘いな…
このセリフになる意味が面白くない
視点が「普通」にしてあるからそうなるのかもしれないが、映画としての面白味が欠けてしまう
間延びした時間も多く30分くらいの短編にした方がしまって良かったかもしれない

何故ばあちゃんのとこに来たのか、何故キリスト教系小学校に入ったのか、実際に存在するのか、あまりに子供に無関心そうな親子の会話に型にはまったキリスト教的キリスト教徒の描かれ方、暖炉の焚き付け、色々モヤモヤする

イエス様が嫌いになるのはわかる
小さいイエス様の表現もわかる
しかしそこからの深みへの道筋がない
宗教は「欲しいもの」くれるから「祈るもの」という意味であれば正解かもしれない

他のユーザーの感想・評価

るる

るるの感想・評価

3.5
派手さや特別感は無く、淡々と描かれているので好き嫌いが別れる作品。
だが、台詞ではなく映像や出演者の表情などで心情がリアルに現れている。
監督脚本などを手掛けた方の「この映画を若くして亡くなった友に捧ぐ」という言葉でこのリアルさに合点がいった。

神に祈り、神を信じて救われる事もあるのだろうが、現実に起きる全てを救ってくれるものではない。
信仰心の強かった母親の絶望が物語る。
あらた

あらたの感想・評価

5.0
『ミナリ』に続いておばあちゃんの隣で寝る少年の映画で、こんな偶然があるのか!と思ったが、だからなんだという感じでもある。
いい映画でした。
映像の質感が好き
自分の意思のもとで宗教を考えて生活をしたことはないけど、祈りに似た様な行為に心当たりはある
目に見えないものだから都合よく縋ることもできるけど心許ないと思う時もある
最後の上空からの映像、2人が雪の積もった校庭でサッカーをするシーンは、確かに存在した時間が印象づけられてる様で苦しい
kana

kanaの感想・評価

3.5
ゆらくん最初のお祈りの後に、タイトルコール。どっひゃーと思ってたら。。。の展開。
手のひらイエスがシュール
かばぁ

かばぁの感想・評価

3.5
なにが本当でなにが空想なのか難しかった。

見えてたとしたら子供が事実と異なる文章を書くのかなと思うし
見えてなかったらアレはなんだったのかと思うし。

難しい。
り

りの感想・評価

3.5
《星5》自分的今年上位に入る作品。
《星4.5》面白かったので人にたくさんオススメしたい。
《星4》面白かった。映画好きな人にはオススメしたい。
《星3.5》まぁまぁ面白い。人にオススメはしないかな。
《星3》配信サイトで観たい。
《星2.5》あまり面白くない。
《星2》面白くないor好みではなかった
《星1》最後まで観られないレベル

※個人的な感想です。

このレビューはネタバレを含みます

なんか救いのない映画だなぁと思っていたが、エンドロール前に「若くして亡くなった友に捧ぐ」と。
最後の弔辞がメッセージだったのだろうか。

都会の喧騒から離れた片田舎に佇む静謐なキリスト教系の学校は目にも心にも優しい舞台設定で自分好みであった。
音も比較的少なく、無音描写では白昼夢を想起させるようなBGM。これもまた自分好みであった。

自分好みの映像作品を嗜んだという感じ。うん、それに尽きるかな。
え

えの感想・評価

-
見ようみようと思っていたもの。

他の人も書いている人を見たけど
想像していたストーリーと少し違った。
いい意味で。

なんか見て良かったかも。
人の作品に時間を割くのって
意味があるのかな?と

最近考えていたけど
やっぱりあるんだな。って。

そんな気分です。
僕はイエス様が嫌い(2018)Netflix

観たかった映画。若い学生監督が撮ったみずみずしい映画。

自分が小5に戻った感覚になる。

イエス様を喋らせないのは正解。

神頼み的依存と決別を皮肉を込めて鮮やかに描く手腕に脱帽。

静かだが映画的山場もあり実に上手い。

監督の経験に基づいた話とは思わなんだ。
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