太田康裕

繭の太田康裕のレビュー・感想・評価

(2017年製作の映画)
3.0
#RRT2018 にて。
1997年の香港返還と子供から大人への、或いは夫婦関係がそれぞれ蝶になるその瞬間を切り取った感じが良い。
ただ、97年がバックボーンになる必然性が理解出来なくて、そういう意味では短編の枠に対して少し大きなテーマを乗せてしまったかなぁと思う。
香港返還が背景っていえば…僕の生涯ベスト「ブエノスアイレス」があるので、そういう意味でちょっと厳しい見方してるかもしれないけれど。