いやー、すごかったです。よく、この時代にこのメジャーから外れまくった内容でどかんと作り上げてくれたなあ、となんだかありがたみを感じてしまった。
映像の凄みと、テーマの壮大(すぎる)さが合わさって圧倒される。あと、音がものすごく丁寧に作られているなと感じました。足の指の間を流れる砂の音、綺麗だったなー
宇宙と私達の関係の捉え方、世界の記憶とそれをつかまえる言葉のもどかしさ、その考え方いいなー
恐怖を感じるほどの映像に飲み込まれながら、生き物達のもつ、美しさだけじゃない気持ちの悪さは、死が隣り合わせだからかもしれないな、なんて思いました。
とても哲学的だけど、別に小難しいことがテーマではなくて、生と死と宇宙のお祭りに身を委ねて感じればいいんだと思います。
作中でも言われていたように、言葉で形に出来ることなんてほんの少しだもんね。
