大切な事は言葉にならない。
海の幽霊にもあるが正にこの作品の象徴とも言えるだろう。
考えるのではなく体感する。
これに尽きる。
原作既読の状態で期待値大で見させて頂いたが予想の遥か上に良く、世界観が崩れないように脚本が見事に再構築されていた。
何より、原作では蔑ろにされていた瑠夏の心情を前半と後半でしっかりと繋ぎ通し少女の一夏の成長物語としても万人にわかりやすく構築されているのは凄いと思った。
海、宇宙、人、誕生祭をクジラが見事に全てを繋げていた。ラストの盛り上がりは原作よりアニメーションの方が鳥肌が立つレベルで感動した。
是非見てほしい。