このレビューはネタバレを含みます
美しい映像
美しい音楽
登場人物の表情も美しく
それらが相まって
とても美しい映画
もしもそのまま
会話の音声だけがなかったとしても
十分に伝わるし
場面場面に心を重ねながら
最後まで魅入ってしまうに違いない
とはいいながら、
「過去は未来によって常に変えられて
いる」というセリフが
頭の中に響いて何かを刺激している
経験したことがない世界線のはず
なのになぜか皆知っているような
どこにでもある恋愛を切り取った
ストーリーに感じるのは
きっとだれしもが
ゆうべにすべてをみとどけること
とその切なさを経験しているから
かもしれないな、と思った