なんて美しい映画なんだろう。
予告編で流れていた音楽に
一気に吸い寄せられて、それだけで観た。
きっと今の自分が観たからこそ
思える感情で溢れた。
蒔野も洋子も早苗もリチャードも誰も悪くない。
ただその時その時を一心に生きただけで
それが互いを強く想う気持ちや傷つけることに
繋がっただけ。
どちらにしても強い心は当事者だけでなく
周りを巻き込み動かすのだと思う。
それを誰かや何かのせいだと
1つに決めつけることはできない。
そんなリアルで暗く切ない想いと
テロなど悲惨な世界情勢を含んでいても
世界観がとても美しくて愛おしく感じた。
ラストシーンがとても良かった。
昔の私なら「こんな終わりありえん!!」
だっただろうなー。ふふ。
互いに惹かれる過程も美しかった。
「常に未来が過去を変えている。」
「未来から振り返れば、
この夜も違って見えるかもしれない」
2回目の感想はコメントに⬇︎