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アルキメデスの大戦のmのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
5.0
原作未読。最高の映画だった。「数学で戦争を止めようとした男の話」と謳っているが、戦争のシーンは冒頭のVFXのみであとはヒューマンエンターテイメント作品でした。冒頭のVFXのなんと素晴らしいこと!!!
リアルなCGに開始5分で涙ぐむ。映画館で観るべき大迫力な作品。
キャスト陣の演技もすばらしく、安定した演技力で安心してみてられるおじ様たちの中で一際華がある菅田将暉さん。美しいものは測らないと気が済まない、という数学オタク役は激ハマり。(菅田くんは役をおとすの上手なのでハマってない役はないが)菅田くんの演技力が櫂直の魅力をパワーアップさせている。
柄本佑くんとのバディ関係も、少しずつ信頼関係を深めるのを絶妙に演じ、大会議の板書シーンは圧巻。いやでもあれは櫂直であって菅田将暉ではない.......でも演じてるの菅田将暉だよな.......って感覚。天才櫂直がそこにいた。
今年のアカデミーも最優秀取っちゃうんじゃないかなって勢い。
また、この映画はなんたって脚本が素晴らしい!!!!
最後までみたらまた最初から見直したくなる。たくさん考えさせられるし、全日本国民に観て欲しい。それだけ今の日本と合致することが多い。最後の櫂直の涙に涙が止まらなかった。
素晴らしい作品をありがとうございました。また映画館に見に行きます。
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