いとうゆりあ

アルキメデスの大戦のいとうゆりあのネタバレレビュー・内容・結末

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。というか見てよかった。

途中まで櫂少佐と田中少尉の掛け合いもコンビ感も面白いって思ってたけど、終盤は辛かった。

櫂少佐が泣いている時、
会議室の攻防も偉い人の頑なに主張を通そうと最もそうなこと言う姿も、
自分の欲に負けてしまったのと、
「立派な戦艦ですね。」と言った軍人もいて、ああ思い描いていたとおりに大日本帝国を築けて負けるはずがないと思わせて思うがままになってしまったことが
歴史を知ってる身としては辛いしフィクションなんだけど胸が痛い。

残酷すぎるバットエンド。
そこの歴史を繋げたのか!と驚きっぱなしでストーリーが練られていて作者天才だなと思った。

感情移入は、私は自衛隊だから田中少尉にもしたし尾崎鏡子にもした。
とにかく、若いながらガツンとくるものがあった。