アルキメデスの大戦のこめこのネタバレレビュー・内容・結末

こういう映画は観る時のテンション次第だと思うけど、最初のシーンからグッときてしまった。
戦いを描いた戦争映画は苦手なのだけれど、違う視点からのものは好きだということに今日気がついた。

最初の沈没の映像を遡って紐解くように話は進んでいく。その見せ方がすごく良かったように思う。ストーリーをハラハラしながら追うのではなく、どう最初に繋がっていくのか考えながら観ることで、考えを深めながら観られた。予想からさらにひとひねりある終盤のシーンが戦争が終わって現在生きているからこそ、何とも言えない複雑で色んなことに考えを巡らせることになった。何度も観たい映画ではないけれど、心に残るいい映画だったと思う。