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アルキメデスの大戦のfukapのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
3.5
戦艦大和のエピソードと聞いて、長い太平洋戦争を描く映画かと思っていたら、ちょっと裏切られた、ストーリーは歴史の中のほんの少しだけの、たった一つのエピソードを描く

前半、現実離れした真面目すぎる主人公にちょっとだけ退屈になってまぶたが閉じかけたけど、後半が白熱して引き込まれた!戦闘シーンはないまま、机上で数字だけでストーリーが進む

ただ、菅田将暉で良かったのかな、菅田くんはとっても上手だったけど、何か違和感‥‥と、舘ひろしの山本五十六は全然違うわー、一番良かったのは柄本佑くんやな(笑)

この映画、全体のストーリー構成が巧妙だった、映画の最後のシーンで、最初シーンを思い出して唸らされる感じ

大和の存在感は圧巻、筋立ても力強く、観る価値はあり!けど、ちょっと優等生すぎる感じが、少し残念(笑)
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