このレビューはネタバレを含みます
もちろん数学を使って本当の建造費を算出し、虚偽を証明するまでも面白く、ヒヤヒヤさせられる
しかし本当に面白いのはそれ以降だと思う
軍人としての思い、造船を計画した人として考え、戦争が軍人や国民に何をもたらすか
国という大きな組織を動かす・守るには正しい正しくないだけのきれいごとでは最適解を得られない
国民目線だけでなく、軍人としての立場をうまく詰め込んだように感じた
騙し合いとまでとはいかないが、それぞれの本当の思いや前半のシーンがより後半で効いている構成も良かった
この結末は予想できなかった