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マンディ 地獄のロード・ウォリアーのTenKasSのレビュー・感想・評価

5.0
こんなのつまらないわけないだろ!!というくらいツボ。
だが初めて見る監督だ。
ホドロフスキーなのかフーパーなのかアルジェントなのか知らんが、少なくともレフンと同軸にいるようでレフンではない。
タランティーノから始まるパッチワークタイプの監督なのだろうが残念ながらホラーの造詣が私にはあまり無かった。残念だ。しかし少なくとも同系統のパッチワーク系映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』よりは全く痛快で退屈せず、サスペンスフルで素敵だった。
ニコラス・ケイジの目力に笑い、目力に泣いた。
チェダーチーズゴブリンに笑い、トリップ三段階進化に爆笑し、飛んでくるハルバート?に爆笑し、ついに神になって感動した。
そして私は幻影になんとかしがみついてでも生を見出すような低俗かもしれなくても、ただその人にとっては確かなファンタジーを信じ続けたいなぁ…と目をギンギンに光らせてニタリと笑うニコラス・ケイジを見ながら思ったのだった…。

あぁヨハン・ヨハンソン…

2018/11/21(水)2回目
at 新宿シネマカリテ

もう今年のベストでいいよ(泣きながら
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