たむ

マンディ 地獄のロード・ウォリアーのたむのレビュー・感想・評価

3.5
『鮮血の美学』(もっと言えばその原型となった『処女の泉』『羅生門』)以降、山のように作られたリヴェンジヴァイオレンスを、これまでこう撮った作品はなかなか無いのでは無いか、と思うニコラスさん案件です。
まず上映時間が長すぎます。
理由がそのスタイルで、アートフィルムの手法で全編統一して描かれます。
高評価の理由も内容よりスタイルにあるのでしょう。
カルト集団や宗教的なモチーフを使いながら炎と血みどろの世界観とブチギレ狂気マックスのニコラスさん…。
難解なヴァイオレンスですが、圧倒されますね。
たむ

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