このレビューはネタバレを含みます
原題にあるとおり、基本はメアリー視点で進む物語。
ふたりの初めての邂逅のシーンとメアリーの死刑執行のシーンのエリザベスがめちゃくちゃにもうそれはそれは良くて、もっとちゃんと世界史学んでおけば良かったって後悔してる……
ただ、人の顔を覚えるのが苦手なわたしにとって、男性陣の顔と名前がほとんど一致しないままだったのがつらかった……みんな長めの髪に髭なんだもん…………
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2021.8
「神は女に"妻や母たれ"と」
「逆らいますか?」
「いいえ。私は男になったの」「あなたという"妻"がいれば十分よ」
「ダドリー卿には内緒にします」
エリザベスとセシルのこのくだり大好き
改めて観てみていろいろ思うところはあるけど、メアリーとエリザベスの邂逅のシーンだけで満点!!!!!!!!!ってなっちゃうよ…………
邂逅のシーンで「私たち2人なら男たちに勝てる」ってメアリーが言うけど、国のことよりも「男たちに勝ちたい」が勝ってしまうような部分が"女王"としてあかんかったのかな…と思わせる演出つよい…………
「私は妬ましかった。あなたの美しさ、大胆さ、子供がいること。私はあらゆる点で勝てない」
「だけどもう妬む理由はない」
「あなたの美点が、あなたを失脚させた」