ふたりの女王 メアリーとエリザベスの作品情報・感想・評価

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」に投稿された感想・評価

わか

わかの感想・評価

3.7
同時期に女バトル物(女王陛下のお気に入り、シンプル・フェイバー)を観た為、これもまたバチバチにやり合うのかと思ってたけれどエリザベス側は争いを避ける方向だったり、メアリーからの会いたいという要望も拒み続けていたので直接対決という物はあまり無かった。

何かを背負う運命に生まれて来た女達は色々な意味で強く、でも強くなければ自分だけではなく国民の命さえも脅かされる状況にすらなるのだから、そうならざるを得なかったんだろうなと考えさせられる。

気高く聡明なメアリーを演じたシアーシャ・ローナンが美しすぎた……
メイクは殆どしてないのにあの透明感いいな……
あとジャック・ロウデンの顔面の良さ。
しょうもない男だけど、許してしまいそう。
観た後にウィキペディアでおさらいしてみると、ふむふむと納得することばかり(笑)。
歴史の勉強は映画ですべし。
chishiru

chishiruの感想・評価

3.0
全体的には、メアリーとエリザベスの歴史的に有名な関係(たとえるなら、頼朝と義経的な?)の骨子が頭に入っている観客に向けて、新たな解釈を提示するタイプの映画かなと思いました。それ故に日本人が見ると、少しポイントが分かりづらいところがあったような印象です。

基本的には歴史モノなので淡々としていますが、近くて遠い2人の対照のさせ方や、微妙な心理的距離感の描き方は十分にドラマティックでした。
natsu

natsuの感想・評価

3.0
人物に厚みがない映画に感じました。気持ちはメアリーさん寄りになりました。
なつめ

なつめの感想・評価

4.1
女王二人は小鼻までもが美しく(今まで鼻の穴をきれいって思ったことなかった)、スコットランドの風景は広々と寒々しく、見ごたえがあった。衣装も色が抑えめなのがかえって魅力的。

きれいだから見入っちゃうんだけど、まあーメアリーは人望薄いキャラ設定だったなあ。あの狭量、腹を立てるとすらすら酷いことを言える能力。もうちょっとお義兄さんに相談してもよかったのでは。メアリーは王家の血筋を信じすぎでしょうと思ったけど、史実を振り返ると彼女がそれを信じる理由も理解はできる。それにしても、21世紀の外国の庶民は口を開けて眺めているしかなかった。

- ケイト・ブランシェットのほそながエリザベスを観返したくなった。マーゴット・ロビーのごついエリザベスもよかった。
- 男性陣は、基本嫌な奴らという設定であまり深みがなく、どっちでもいい感じ。もうちょっと人数絞って内側を掘り下げてくれてもよかったかな。
- 黒人とアジア人がひとりずつ脇役で登場していたの、史実に即していないと思うんだけど、PC的な配慮なの?
na

naの感想・評価

3.7
最初は物々しい雰囲気で眠たくなりそうだったけれど、後半ものすごく惹きつけられた。
展開から目が離せなくなっていつのまにか前のめりになっていた。
姉妹の王位継承争いだけれど、国を巻き込むからそう簡単にはいかなくて。

"男って冷酷ね。"
女性を大切にできない男性はロクな人間ではないかも。

姉妹って一番近い存在なはずなのに一番遠くて、でもやっぱり理解してくれる存在で。
姉妹のみならずとも人間関係っていつでも複雑でややこしい。
結局独りだなって思うことなんてみんな多々あると思うし、誰をどこまで信じていいかも正直よくわからない。
それでも人間は独りでは生きていけなくて、だからこそ、その複雑な関係に悪戦苦闘して生きていく。
人間関係に答えなんてない。

極論、自分が楽しく生きられて、周りの人たちも楽しく生きられればいいのだけれど。

欲とか嫉妬とかそういう感情はなくならないから厄介ね。

一人一人がどんな形であれ報われる世界になったらいいな。
のぼり

のぼりの感想・評価

3.9

歴史とか知らないで見ても大丈夫なやつだった。ちゃんと最初に説明してくれる。

ずっと雰囲気のある映像が続くから入り込める。

「許すこと」は良いことか?的な。
おチビ

おチビの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最近流行りの「強い女」系かな〜と思ってたけど、周りの男性の無能っぷりを描くことで、女王が浮上する、ような描き方だったように思います。でも、当時の男性たちがあそこまでヒドイのかどうかはあんまり鵜呑みにしないほうがいいですね!というか歴史映画といえどフィクションですので、やっぱり脚色もかなりされてるので、そこはあくまでフィクションとして楽しめたのでオッケー!

一番遠い存在なのに、本当は一番の理解者だった、っていうまとめ方がとても素敵でした。人間関係って本当にいろいろ。
シァーシャと侍女たちの絆含め、男性たちとの利害関係含め、いいものも悪いものも…
鯖

鯖の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

二人が対峙したシーンがツボすぎて語彙力霧散。あえて言おう、エモであると…。
pepo

pepoの感想・評価

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原題(Mary Queen of Scots)通りメアリーの話。邦題、なんでふたりの女王?
実際のテーマは“凛として激しく美しかった女王の在りよう”だったんだろうなと思うけど、各場面のエピソードが押しなべてメアリーに近寄り過ぎてるために、彼女を蹂躙した男達の権力争い諸々のえげつなさが個別の顔を持って浮き彫りになってこないっていうか... 異母兄や臣下の貴族達のキャラをもっと立たせて、彼女を陥れ、彼女が抗おうとしたのが「時代」とか「宗教的背景」とか「慣習」みたいな概念的なものじゃなく、その時その場にいたこの男達なんだ、っていう形で描ききってほしかった。いつの時代にも必ずいる“彼ら“の責任を遠景でボカしたような表現がなんだか手温く感じてしまう昨今...
そんな中で際立ってたのがダーンリー卿のダメっぷり。あんなにダメエピソードしかないのに「彼には魅力がある」って台詞に説得力を捩じ込んでくるジャクロ凄い
シアーシャちゃんと顔寄せてアップになった時の画面の白さはパールの輝き。話の状況とか頭から吹っ飛ぶ至福の美しさでした
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