くり

ふたりの女王 メアリーとエリザベスのくりのレビュー・感想・評価

3.7
2人の女王の生い立ちや関係性、その周囲に渦巻く政治や思惑、ドロドロの人間関係。
面白くないはずがない。

シアーシャローナンは安定の主人公感。
役柄にどハマりしてたと思う。

マーゴットロビーは難しい役どころを凄く上手に演じてたと思う。

美術やセットも凄く手が込んでて、当時の世界観が見事に表現されていた。

でも、少しの物足りなさを感じたのも事実。
この映画が結局何を語りたいのか、が少し曖昧で中途半端だったように思う。
もちろん色々汲み取れるものは多い作品ではあるが、歴史モノだからこそ、そこから浮かび上がるテーマの奥深さや鋭さを求めてしまう。
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