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ふたりの女王 メアリーとエリザベスのjyoのレビュー・感想・評価

4.5
令和初の映画はこの作品が相応しいと思い、即位の日に鑑賞。

ヨルゴス・ランティモスの『女王陛下のお気に入り』とセットで見ると、より楽しめる。

シアーシャ・ローナンは凄い熱演だと思う。女王であるにも関わらず、男たちの欲望に翻弄されるメアリーを時に色気もありながらの素晴らしい演技だった。決して正統派な美女だとは思わないが、日本でいう黒木華や蒼井優と同じ雰囲気を持っている。

これに対しマーゴット・ロビーは『ウルフ・オブ・ウォールストーリート』で見せた超エロい女は完全にいなくなり、女性としての魅力があまり感じられないエリザベスを表現していた。

お互いの熱演がドラマを面白くしており、また雄大な景色が映画のスケール感を大きくさせている。

また、この映画割と性描写が多かったのも好感がもてた
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