ちぬちぃぬ

怪談一つ目地蔵のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

怪談一つ目地蔵(1959年製作の映画)
3.6
画質が良くないのは昔の映画なので仕方ないのですが
それでも随所、美術面は素晴らしいなぁ〜っとずっと見惚れてました

私が小学生の頃まではテレビで“水芸”よくやってたな
あの頃のテレビで観た水芸よりだいぶレベル高い本作

太夫の立ち姿は浮世絵の美人画みたいで説得力がある
それに!若き若山富三郎氏までもが
浮世絵の人気役者ブロマイドみたいな風貌なのすごい✨ツケマ✨
カラーだったらもっと綺麗なのか…それとも誤魔化しきれないボロ?アラ?が出るかも(´ω`)

内容はエピソードの一つ一つが手短かに進行して、分かりやすいです
淡々とするほど、「コイツ悪い奴やなぁ」が際立ちますね
京之助様(富三郎)はなかなかヤバいヤツだった
【因縁のモノ】が付き纏って関係者の誰かの所に辿り着くのもめっちゃいい

太夫が可哀想だよ
一つ目地蔵さま護ってあげて!
とか 京之助にバチが当たれ!
とか 思いながら当時の人たちも観たんじゃないかなー


そういえば私の片目も見えにくいままです👁️

どうでもいい話もう一つ
蚊取り線香の煙が大量すぎるよこの映画
モクモクやん💨💨💨