このレビューはネタバレを含みます
障碍の妹の世話、リストラ、自身の足の障碍、貧困。
追い詰められ、社会から孤立した真っ暗な日々。
救いの1万円。
最悪のきっかけだけど、兄妹にとって救いの手だったことは確か。
生きていくため。
人並みの生活を送るため。
マック頬張りながら、満たされたよね。
ダンボールの目隠しを外すシーンが象徴的で良かった。
壊れていく2人。
その日を凌ぐための刹那的な日々が重くて、切なくて、やりきれなかった。
崖のシーン。
マリコにも手術の意味が分かり、辛かったんかもしれない。
最後はマリコの好きなお客さんからの電話だといいな。
あの男性も新聞紙を外して誰かと繋がる日が訪れますように
すごい映画です。