ラム

岬の兄妹のラムのネタバレレビュー・内容・結末

岬の兄妹(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

障碍の妹の世話、リストラ、自身の足の障碍、貧困。
追い詰められ、社会から孤立した真っ暗な日々。

救いの1万円。

最悪のきっかけだけど、兄妹にとって救いの手だったことは確か。
生きていくため。
人並みの生活を送るため。

マック頬張りながら、満たされたよね。
ダンボールの目隠しを外すシーンが象徴的で良かった。

壊れていく2人。

その日を凌ぐための刹那的な日々が重くて、切なくて、やりきれなかった。

崖のシーン。
マリコにも手術の意味が分かり、辛かったんかもしれない。

最後はマリコの好きなお客さんからの電話だといいな。
あの男性も新聞紙を外して誰かと繋がる日が訪れますように

すごい映画です。
ラム

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