なんか飼育のせいなのか、似たようなジャンルが続いててすみませんね。
そろそろ韓国が恋しい今日この頃。
それでは、インフェルノ=地獄とやらに行ってみよう。
-田舎の別荘にやってきた女子4人組。
ワインを飲み、音楽を聴き、ダンスを踊り、最高の夜を過ごしていた。
しかし、楽しいはずのバカンスが一瞬にして…悪夢と化す-
“100万回こすり倒されたあらすじ‼︎”
ホラー映画の半分はこのあらすじで出来ているんじゃないかと思うぐらい、既視感200%のスタート。
そして、だいたい目的地に着く前に、酒屋とかガソリンスタンドとかに寄って変な奴らに目を付けられるくだりまで同じ。
一応この作品も実話を元にしてるらしいんだけど、どれだけ膨らませてるのか否か。
女子4人の顔と名前がなかなか一致しないので、簡単にメモ書きを。
・アンドレア(このグループのリーダー的存在、カミラの姉、黒髪ソバージュ)
・マグダ(アンドレアの友人、ショートボブ)
・カミラ(アンドレアの妹、レズビアン、金髪ロング)
・フリア(カミラの恋人、黒髪ロング、おっぱい要員)
その別荘に、突然キモめの男2人が侵入してきて、銃とナイフを手に彼女たちを脅すという流れ。
そして、マグダとカミラはこいつらに無惨にレイプされ、その後4人とも拘束され朝を迎える。
ここまでは超胸糞だし、掴みとしては悪くなかった。
で、ここからですよ。
ここからが、ビックリする程つまらない。
どうつまらないのかはあえて書きませんが、出演者全員の行動が全く理解できない。
犯人たちも、女子たちも、加えて警察も。
ストーリーが破綻してる訳じゃないけど、なんでそうするの?なんでそこに行っちゃうの?なんでなんで?の連続ばかりで、正直誰にも感情移入できない始末。
一応、この犯人たちが何故こんな事をするのかの背景は回想シーンで説明されるけど、だから何?って感じだし、やってる事犯罪だしさっさと殺してしまえ、とずっと思って観てました。
ただ、ちょいちょい挟むゴアシーンはまあまあ良かった。
硫酸でドロドロになるやつと、逆トラバサミみたいなので口が裂けるやつ…ってどっちもSAWのパクりやんけ。
全体的に、完全なるB級以下って感じですかね。
観終わる頃には、実話ベースだった事なんてとっくに忘れてしまう程の、まとまりのなさでした。