はる

馬上の二人のはるのレビュー・感想・評価

馬上の二人(1961年製作の映画)
3.5
コマンチ族に拉致された子どもを取り戻すよう依頼されたジェームズ・スチュアートですが、報奨金で動くという役柄がすごく合ってるなって感じました。

前半はリチャード・ウィドマークとの掛け合いが面白かったんだけど、見所はコマンチ族に育てられた白人の子どもが12年ぶりに白人社会に連れ戻されたらどうなるか?ってところだと思います。

すっかりコマンチ族に染まってしまった少年の下りが割とあっさり終わっちゃったのが残念だったかな。

拉致された被害者とその家族、受け入れる社会の在り方とかは日本人にとっても他人事ではないので、もう一歩踏み込んで欲しかったけど、西部劇ってその一歩手前で終わってしまうんだよね。
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