この世界の（さらにいくつもの）片隅にのしみーのレビュー・感想・評価

お料理のシーンが好き。

戦争を取り扱った作品によくあるような劇的な残酷シーンとかなくてサラッと、淡々と戦争によって日常が非日常になっていく様子が描かれているのが逆に怖さを強調させてた。

穏やかなすずさんでさえ玉音放送のときのセリフは「軍国少女」って感じでううぅってなる。

色んなことを我慢して、たくさんの人を犠牲にして、身近な人も殺されて、それでも正義・勝利のためだとやってきたのに結局負けて、今までのは何だったんだってなるよねぇ。