このレビューはネタバレを含みます
良かったですー
自分の中で消化しきれないところが、毛むくじゃらのバケモノの存在。
周作とすずは過去に出会っていて、それは恐らく序盤の人さらいの描写。
そして、最後の人さらいとワニのシーンと、鬼いちゃんのお話し。
これらをどう自分の中で落とし込むか、色々調べながら考えましたが、少しスッキリしました。
日本の時代背景として、人さらいが実際に存在していたような事を目にして、すずと周作の出会いは実際に人さらいにあったお話し。
その際に、すずは毛むくじゃらのバケモノ、怖い体験として記憶する。
人さらいとワニのシーンは、すずさんの回復。戦後の復興。
兄の存在=恐怖い存在=戦争って考えると、いなくなった時にホッとした事とか、橋で遠ざかっていくシーンもスッキリすると思いました。兄ちゃんそんな怖いんか?とも思うけど。
色んな考察、解釈の仕方があると思うから、そういうのも見たいと思いました。