ahrmff56

この世界の(さらにいくつもの)片隅にのahrmff56のレビュー・感想・評価

5.0
「この世界の片隅に」より、長いのになぜか面白い。幾分も

女郎(現代の風俗嬢)の白木リンの女の魅力に、すずが敗北感を感じたり、旦那と過去話があって、あたふたしたりと戦争中でありながら人間味があり、ハートフルさが感じられた。
いくら戦争中であろうが、コロナウイルスであろうが、人間とは元来こうゆうものである。
それとは対照的に、「火垂るの墓」には、人間性の表現が欠落している。

遊郭編と豪語した鬼滅の刃には、珍奇な鬼しかおらず、”さらにいくつもの”にはしたたかな女郎がいた。
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