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デッド・ウォーターのYSKのレビュー・感想・評価

デッド・ウォーター(2018年製作の映画)
1.4
まずはジャケットを見てください、スク水の女学生がこちらに足を大きく広げて見せてくれていますよね、これが一番の見どころです
このシーンが?いいえ、この写真が、です

海辺でバーベキューをしながら楽しむ婚活パーティにやってきた主人公一行だったが、そのようなパーティはなくそもそも過去に36人が亡くなった事故のために閉鎖された海岸だった…という非常にこじんまりとした低予算ホラー
色々あって5人いた主人公一行がひとりずつ殺されていくのですが、そのうちのひとりは転ばされたところに水の入ったペットボトルを口につっこまれて溺死という後世に残るくらい恥ずかしい死にざまだったことだけ覚えてあげてください

温泉シーンはあるものの露出のカケラもなく、海が舞台なのに水着になることもなく、セックスシーンも当然なし、あるのは目のまわりを黒く塗っただけの幽霊ばかり
後半になるとひとりひとり死んでいった主人公一行も幽霊として出てくるのですが、人間と幽霊の違いがメイクしかありません
うすぼんやりと見える効果のようなものもないため、逃げる主人公を幽霊が追いかけるシーンはただ並んで歩いているだけですし、幽霊たちが主人公たちを取り囲んでいるシーンはおしくらまんじゅうをしているようにしか見えません

そういえば女将の兄が息をとめる時間にこだわっていた理由が全くわかりませんでしたが何か説明はありましたっけね?
主人公の姉だか母だかが行きがけに持たせてくれた尋常じゃない大きさのお守り、それが身を助けてくれるのは予想の通りですが、それにしてもザ・殺意という感じで笑ってしまいました

とにかく幽霊のメイクがすべての駄作、低予算なのと手抜きなのは大違いだと思うのですがどうでしょうね?
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