ピアノの上に横たわる。
座ってる客の中にダイブする。
天才的で破天荒な音楽家、チリー・ゴンザレスのドキュメンタリー。
とにかく黙っていない。
話し続けて、怒りをぶつけ、歓喜し、それが彼の表現なのかもしれない♬
それでもオーケストラとセッションするシーンには見震いする。
中でもダフト・パンクと行ったセッションのシーンは鳥肌がたった。
純粋なピアノファンには目に余る行為なのだろうけど、こうしたパンクな人も嫌いじゃない。
恩田睦のピアノコンクールを描いた小説『蜜蜂と遠雷』をちょうど読んでるので、少しシンクロしている気概があって興味深い。