正直スコア1も付けたくないくらい退屈な駄作。
開始5分か10分で観る気が失せたし、最後まで観れば意味の分からない部分も理解出来るかと思ったが終始イライラするだけだった。
犯人・主人公・警察、全員理解不能な行動ばかり取るし、設定もガバガバでストレス。残念なことに、そういった「理解不能で雑な部分」の最たる例がこの映画のテーマとなっている「殺人を目撃した主人公が警察に証言しない」という点だった。
「警察に証言すれば報復されるかもしれない」という思考までは理解できるが、目撃者であることが犯人にバレて目を付けられている段階でそもそも報復の可能性を考えるべきだし、むしろ早く警察に保護してもらえよと思った。
そういった主人公が通報しない理由、犯人が主人公をさっさと始末しない理由、ここら辺の設定が甘くて引っかかる。
設定だけでなく描写も全体的に好みではない。序盤、敏感になっている主人公の心理を表現したいというのは理解できるもののジャンプスケアに近いシーンが何度かあり不快だった。
総評、メッセージ性は悪くないが設定が雑すぎる。予告映像で期待していただけに残念。
