A24配給、監督脚本はコメディのイメージが強いジョナ・ヒルの半自伝的なドラマ。
少し前に見た「82年生まれ、キム・ジヨン」が女性あるあるを描いているとすれば、この映画は少年期特有の男イキリあるあるを描いている作品じゃないでしょうか。
自分は完全インドア派、不良とは無縁の生活をしていたのでこういったことはしてませんが、大人とか不良に憧れて背伸びをしてしまうという感覚はなんとなく懐かしさを感じました。
惜しむらくは向こうの90年代カルチャーがわからなかったので、そのへんに入り込めなかった点。
冒頭にスト2でガイルのTシャツきてたりとか、おっと思うところはあったので、もう少しサブカル方面であればもっと楽しめたかもしれません。