互いに命令は絶対であることを強調しつつ、上官が部下に無理難題を押し付け強要するロシア軍と、部下が上官に多少の無理を進言し、秩序を保つため戒めながらも許容するアメリカ軍。
指揮系統が上から下へと一方通行で、上の者が下の者の命を迷いなく切り捨てるロシアと、上下関係を弁えながらも一個人の命を重んじることでイチイチ揺らぐアメリカ。
この対立こそが描きたいとするところでありなんともヤキモキするのだが、彼らの舞台を邪魔することのないようにと最後の最後まで全く痺れを切らさず自分の出番を伺ってくれたメガロドンに敬意を表したい。
メガロドン、フーヤー!!