どらどら

太陽は動かないのどらどらのレビュー・感想・評価

太陽は動かない(2020年製作の映画)
4.2
- 明日のことなんて考えるな。ただ今日を生きろ。

蠢く陰謀
飛び交う情報と、命

今日を生きるから明日がある
“壁の向こう”に行くために
今日を生きる
誰よりも自由に

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ドラマを先に観るのが必須の内容ではないが、それでもやはりドラマを観ずにドラマ観ればわかることでこの映画をさんざんに貶すレビューを見るとマジでレビューする資格ないんじゃないかな、と思います。
これ単体で見てつまらなかったのならそれはそれでしょうがないんだけど、作り手の意図を完全に無視して自分都合で見るのはあまりに作品へのリスペクトがないというか、、、

圧巻のアクションシーンの連続、吉田修一らしい緻密な展開、ドラマから謎だったことが明らかになる時のカタルシスなどなど見どころ盛りだくさん
なにより、このタイトルが「太陽は動かない」って、吉田修一天才すぎませんか、、、

ただ映画としては、前半があまりに冗長で、なんかスパイもみんな脇が甘すぎる気もするし、面白いカットも少ない気がしたので成功作とは言い切れないかな、、
エンディングで入れられてるのはドラマの映像ですが、多部未華子•安藤政信•石橋蓮司•吉田鋼太郎という超曲者揃いで、安藤政信の色気だけで最高だし、蠢く陰謀の質も尺が十分にあるので映画より数段高くとても面白いので、おすすめです
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