ポリティカルで政治的な側面から描かれる人間関係や人の境遇のシーンが続くのもあり若干眠かった。
それを除けば画家のサクセスストーリー、というよりかはどう本質的な画家である為のスタイルを築いていくかのきっかけにもなっていく過程という感じが見れたのはよかった。
きっかけと表現したのもそこをメインに据えている内容だと思って観に行ったところもあり予想は下回った。
だけど見たいものは見れた、という感じ。
欲を言えばゲルハルトリヒターのシグニチャーであるスタイルにどう展開して行ったのかが見たかったがそれではドキュメンタリーのようになってしまうので映画としてはこれが美しかったのかもしれない。