実際に起きた事件だからこそ、見て学ぶものが多かった。
"テロリストは何を想い、行動するのか"
"被害者はその後、どう生きていくのか"
これらは、ニュースだけでは伝わりきらない。だからこそ、こういった映画を通して知るべきだと感じた。
「痛い、苦しい、怖い」
「生きてるのか死んでるのかわからない」
「信じられない痛みが身体中を襲う」
こういったことは、文章で読むのと目で見て感じるのとでは天と地ほどの差がある。
「社会を変えるために行った」
「私を捕まえても後に繰り返されるだけ」
テロリストはそう主張しているが、それまでの熱い想いがテロという形に現れてしまうのが本当に悲しかった。
時代は繰り返される。
だからこそ、こういうことは二度と起きてほしくない。被害者の声が届くことを心より願う。