ひじい

7月22日のひじいのレビュー・感想・評価

7月22日(2018年製作の映画)
4.5
ノルウェー連続テロ事件🇳🇴

圧倒的段取りで一人で政府庁舎を吹っ飛ばし、その日のうちにウトヤ島で学生に銃を乱射。77人を殺した犯人ブレイビク。

一連の犯行と事件後の裁判を弁護士や被害者家族、ノルウェー首相の視点で進む。
正直、テロパートは同じテロ映画を撮るピーターバーグに比べると映像面での緊張感は少ないが、音楽に頼らない味っ気のない映像で犯人が真顔で銃を撃ちまくる、淡々と「何かとてつもない事」が起こっている感が恐ろしかった。
「キャプテンフィリップス」もそういやそうだった!

悪びれない犯人に立ち向かう被害者とその家族、複雑な心境ながら己の職務を全うする犯人側弁護士。
被害者兄弟の兄役の人と弁護士役の人の演技が良かった。
弁護士は「ブリッジオブスパイ」のトムハンクスに負けてない名演だと思う。

仕事から帰ってきて観るにはヘビーなハードコア映画だった。

刑務所にぶち込まれても「プレステ2をプレステ3にして面白いゲーム差し入れろ」
とか言ってるのマジでカスだな。
こんな頭の弱い奴には脳を鍛える大人のDSトレーニングでもほりこんどけや!
ひじい

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