『ソレハ』
事実に基づいた作品。
ソレハ7月22日に起きた。
孤島で。
たった1人の思想的遊戯感覚で無残にも、楽園の孤島は地獄の悲鳴を響かせる孤島とかす。
事件は犯人を捕まえたことでは終わらない。
そこから、新たな始まりとなる。
揺れ動く天秤の動きが他愛もない思想の動機によって獣化現象とかす。
そこから、絶望的な被害にあい自らの世界観を変えようと彼のもがき苦しみながら、一歩ずつ前に進もうとする後ろ姿に鑑賞している自分に熱いものが込み上げてくる。
彼は孤独で孤独で。
でも、彼の周りには見捨てずにそばで寄り添う人間がいて。
彼は天秤の皿に、コトバを置く。
そのジャッジメントが印象強し。