トルネードによって空から降ってくるサメに襲われるSFアニマルパニックコメディ「シャークネード」シリーズの第六作目にして完結編。
アイアン・ジーリングが主演、タラ・リード、カサンドラ・スケルボ、ジュダ・フリードランダー、ヴィヴィカ・A・フォックス、クリス・オーウェンらが共演。
バック・トゥ・ザ・フューチャーをパロディにしたタイムトラベルカーで、未来から大人になった息子ギル(クリス・オーウェン)がフィン・シェパード(アイアン・ジーリング)の前に現れる。
ギルと一緒に恐竜時代にタイムトラベルしたフィンは巨大なシャークネード1号と戦い、倒すことに成功。
しかし肉食恐竜に襲われて絶体絶命になったとき、まさかの助っ人が翼竜プテラに乗って現れる。
その後もアーサー王時代やアメリカ独立戦争時代、西部開拓時代、1997年、20013年にタイムスリップしてそれぞれの時代でシェークネードとバトルするが、最後にタイムトラベルした時代は....
前作は世界中を駆け巡って大活躍したフィンが、今回はタイムトラベルにより時間を超えた4次元(4 Dimension)で戦いを繰り広げる。タイトルの4DXは4次元と4DX劇場で上映されたことを掛けているのであろう。
魔術師のマーリンやモルガナをはじめ、ベンジャミン・フランクリンやアレクサンダー・ハミルトン、ジョージ・ワシントン、ビリー・ザ・キッドなどなどのドラマや歴史上の有名人物が次々と登場する。
終盤では20013年のPlanet of the Apes(猿の惑星)ならぬPlanet of the Aprils(エイプリルの惑星)にタイムトラベルし、フィンの奥さんであるエイプリル(タラ・リード)が沢山出てきて大混乱。
本作品ではサメは完全な脇役でストーリーも時間もぶっ飛んでいるハチャメチャな展開だが、最後はシリーズ集大成としてファンサービスも考慮して上手く纏めている。
”Fin”
2024.4 BS12で鑑賞(サメジャッキーインド‼・吹替)
2021.5 BS12で鑑賞(ゴールデンサメ劇場・吹替)