たんぼまん

悪魔の棲む家のたんぼまんのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔の棲む家(1979年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

家をモチーフにしたホラー。
死霊館シリーズの原点とも言える。

家をモチーフにしたホラーって古いものだとレベッカとかガス灯とかあるけど心霊現象を組み合わせたものではけっこう黎明期に出てきた作品かつもしかしたら起源的作品?

ポルターガイストは1982年だし映画のシャイニングは1980年。

先住民の墓のくだりはペットセメタリー、井戸のくだりはリング、精神が不安定になった父親が斧を持って暴れるのはシャイニング、悪魔祓いはエクソシスト、家に邪悪なものが潜んでるってのは死霊館や呪怨やポルターガイスト、いろんな映画や小説に影響を受けたり与えたりしてるかも。

ストーリーはあまり起伏がなく退屈。
家を買って、怪奇現象に徐々に追い詰められていくが、特に何か対策をしたりすることもなく、神父は心を折られ、なぜか刑事は奥さんを尾行するだけ。で誰も死なない。刑事くらい殺しとけばいいのに。ラストも普通ににげだせるし。大ヒットしたらしいけどまあ当時は怖かったのかな。