To34

ラストレターのTo34のレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
3.4
登場人物も多い中、登場人物のそれぞれの個性と関係性が複雑で、その人を想う気持ちが不器用なのが良い。お互いの気持ちや相手を想う気持ちが交差し合って、高校時代の平等な可能性のある未来から、さまざまな分岐点を経て、色んな現在がある。ラストレターよりlove letterの方が手紙の中で生きているように感じられた。

love letterの2人が再共演。あんな未来にはなっていないと信じたい。露骨な表現をする悪な豊川悦司さんもまた良かった。中山美穂さんのあの中年女性の姿は印象に残った。
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